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『The Fourth Element』 解説
『The Fourth Element』 解説    
前作「Innocent Avenger」より4年ぶりのリリースとなるニューアルバム「The Fourth Element」がリリースとなりました。

5枚目のオリジナルアルバムとなる今作は、NewTRITON史上初の、各パートのメンバー全員が揃った状態で、全員がレコーディングに参加した完全なるバンド形式となるアルバムであり、同時に初代ボーカルのMasaの復帰作にもなります。

レコーディングに2年以上を費やした今作ですが、過去のアルバムと比較して、全員がレコーディングに参加したことにより非常にバンドらしいものとなり、様々な新機材やアビス帰りさんによる壮大なオーケストラパートの導入等、サウンド的に大きく進化しました。

今作のタイトルである「The Fourth Element」。
これは今作の持つ音楽的な4つの要素・・・「アグレッシヴ」、「プログレッシヴ」、「叙情性」、そして最後の一つはこの作品を聴いてくださった一人ひとりが感じた印象に委ねる要素・・・これらから成り立つことを表しており、アルバムジャケットにおける4色の波紋に対応しています。4色目の波紋は、皆様で色を決めていただければと思い、無色としています。

なお今作の制作において、2015年6月まで在籍した元ボーカルであるDalliが作詞・作曲・レコーディングにおいて大きく関わりつつも、完成を待たずしてバンドから離脱となったためMasaによる全曲ボーカルの再レコーディングを行いましたが、離脱後もDalliをリスペクトし、彼が今作に関わった証を残すため、作詞・作曲以外でも、アルバム全般のコーラスパートにおいても彼のテイクをそのまま使用しています。

ここからは各曲の解説を簡単にしていきます。

01 The Fourth Element
今作のオープニングを飾る、アビス帰りさんによるオーケストラパートを含むインストゥルメンタルで、次曲のEmpireへと繋がる。

02 Empire
今までのNewTRITONにはなかった、非常にアグレッシヴかつプログレッシヴで、ノイズやデジタル的サウンドを含んだ挑戦的な曲。テーマは絶対的な帝政とそれに抗う群衆の苦悩。

03 Soul Evolution
爽やかなメロディと疾走感を持つ、今作で最初にレコーディングされた爽快な曲。テーマは、人生において変化や成長は必ずしも必要ではなく、回り道しながらでもポジティヴに今の自分らしさを貫くのも悪くはないという一つの提案。

04 The Power Of Ground
重厚でパワフルなギターリフと、ドッシリとしたリズムセクションが印象的なヘヴィさ。それに加え、リズムチェンジに転調有りと、プログレッシヴなハードロックとなった。テーマはタイトルが表す通り、大地の持つ圧倒的な力強さ。

05 Rain Drops
静かな雨音から始まるピアノが印象的な哀愁漂うバラード。全体的に切なく薄暗い雰囲気の中、光を刺すようなギターソロが印象的。作曲の段階では雨のイメージではなく別のイメージだったが、Dalliの作詞により雨をテーマとした今の形になった。

06 Ignite
初のmusic videoにもなった曲のMasaバージョン。前作「Innocent Avenger」が完成する前からデモ曲として完成していた曲。キャッチーなリフにキャッチーなメロディが印象的なライヴ定番曲。歌詞のテーマはDalliに「かっこいい感じの歌詞」と頼んだ結果。

07 Strange Dream
ここから続く3曲は組曲形式で特にプログレッシヴな曲が続く。眠りの中、夢を見ている時、夢の中の自分の意識は途切れずに継続されているが、場面や状況が脈略もなく変わりながらも夢が進んでいく様子を表しており、その始まりであるこの曲はTake作曲の非常にプログレッシヴなインストゥルメンタル。奇妙な夢の始まりを告げる。

08 Tempest
非常にヘヴィで変化の多いNewTRITON流プログレメタルとも言える曲。静かなパートと激しいパートはそれぞれ、嵐の前の静けさと、全てを巻き上げる嵐の激しさを表現している。

09 Isis
今作最長の曲であり、スリリングに展開する長めのインストゥルメンタルパートを持つ幻想的かつ壮大な曲。インストパートのクライマックスにあたる、アビス帰りさんのフルオーケストラとバンドサウンドが融合する部分はこの曲のハイライト。テーマは地球環境そのものと人間の感情までもが神によりほぼ制御されたことで、争いがなく効率的な世界。そこで微かに芽生えては消される人間らしい感情。タイトルは特定の組織とは全く関係はない。

10 Anastasia
非常にNewTRITONらしいメロディアスで悲壮感を纏った、バンド初期の雰囲気を色濃く継承している曲。タイトルのアナスタシアとは実在したシスターの名前。宗教弾圧が進む世界で、己の信じる神と愛を信じながら必死に逃げながら生きようとするも、最後には処刑されてしまうシスター、アナスタシア…という架空のストーリーが生まれた。

11 Sub Zero
元々はDalliが別のバンド用に作ったがボツになりかけていた曲をNewTRITONバージョンとしてアレンジした曲で、ライヴでも定番のスピードチューン。
テーマは、憂鬱な事だらけの日々を忘れ、夜明け前のハイウェイをハイスピードでドライブ。脳内での速度超過においては、どれだけのスピードでも違反にはならない。

12 Re:Birth
Masaが加入するよりも遡ること2年ほど前に、Masa本人に個人的に依頼されて作った曲を今回NewTRITONバージョンとしてアレンジし完成させた曲であるが、最初からかなりNewTRITONらしい曲に仕上がっていた事は、Masaの歌がこのバンドのイメージそのものである事を作曲した当時から感じていたからかもしれない。
テーマは「再誕」。作詞はDalliであるが、結果的にMasa復帰によるNewTRITONの再誕を象徴する曲となった。


最後になりますが、元ボーカルのDalliや、オーケストラパートを担当していただいたアビス帰りさんをはじめ、このアルバムの完成に力を貸していただいた全ての人に感謝いたします。今作が皆様の記憶に残るような作品になれば幸いです。そしてこの作品を手に取ってくださった皆様とライヴ会場でお会いできることを楽しみにしております。
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2016/06/09 3:40:48